SNS運用

企業のSNS運用とは?目的や業務内容、各SNSの特徴を徹底解説!

企業のSNS運用とは?目的や業務内容、各SNSの特徴を徹底解説!

近年、世界中の人々が利用しているSNSはもはや生活に欠かせないツールの1つとなっています。ユーザーが多い分情報の影響力が大きく、マーケティングでSNSを活用する企業も毎年増加しています。

今回はそんなSNSを企業が運用する「SNS運用」について徹底解説します。SNSの運用を検討している企業様はぜひ参考にしてください。

SNS運用とは

企業におけるSNS運用とは、企業の公式アカウントを開設して企業情報や商品・サービス情報の発信、顧客とのコミュニケーションの場として活用することです。

SNS運用をすることで、企業のPRを効果的に行えたり、顧客の意見を直接聞いたりすることができます。アカウントを開設すれば簡単に始められることから、多くの企業が活用しているSNSマーケティング手法です。

■SNS運用について詳しく知りたい方はこちら
SNS運用とは?仕事内容から始め方まで徹底解説!

 

企業のSNS運用の目的

SNSを企業が活用する目的は複数あります。ここでは多くの企業の導入目的とされる一般的なものをご紹介します。

低コストで宣伝したい

企業のSNS運用の1つ目の目的は低コストで企業の宣伝をすることです。SNSの利点は費用をほとんどかけずに莫大な宣伝効果を生み出せる点です。

SNSで広告運用をすること以外は、アカウントの作成から投稿、コメントまで基本的に無料で利用することができます。さらに、企業のSNSの利用方法は個人での利用方法とほとんど変わらないため、ノウハウの蓄積に対する余計な費用等もかかりません。

企業認知を拡大したい

SNSに限らず、企業がマーケティングをする目的は企業認知の拡大にあります。

SNSは情報の拡散に優れたサービスです。ユーザーにとって興味深い投稿であれば、ユーザーが自社の投稿を拡散してくれ、企業の認知度を短期間で急速に拡大させることができます。この、投稿から拡散までのプロセスでほとんど費用がかからないので、SNSを活用すれば低コストで企業認知を広めることができます。

顧客とのコミュニケーションの場が欲しい

企業にとって、顧客の評価や意見は今後のサービス向上において非常に重要です。しかし、顧客の声が直接企業に寄せられることはほとんどありません。

そこでSNSを活用することで、顧客と直接コミュニケーションを取ったり、自社に関する顧客の生の声が書かれた投稿を閲覧したりすることもできます。一方的な広報ではなく、ユーザーの意見やニーズを分析し、より良いマーケティングにつなげることが可能です。

■SNS運用のメリット・デメリットについて知りたい方はこちら
SNSを自社で運用するメリット・デメリットについて解説します。

企業のSNS運用の業務内容

企業のSNS運用にはどのような仕事があるのでしょうか。SNSの選定からレポーティングまでの流れに沿ってご紹介します。

自社のサービスに合ったSNSの選定

SNSは各種特色があり、ユーザー層もそれぞれ変わってきます。自社の商材・サービスを売り込むために、まずは自社のターゲット層が多く利用しているSNSを見極めることが重要です

各種SNSの特色を比較し、自社の魅力を効果的に伝えるコンテンツを投稿できるか、商材・サービスに興味を持ってくれそうなユーザーが多いかなどの項目を考慮し、利用するSNSを選定するといいでしょう。

アカウントの開設

利用するSNSが決まったら、企業の公式アカウントを開設します。アイコンとなる写真選びやプロフィール作成などを行いましょう。アイコンは、企業のロゴやオフィスの写真などパッと見ただけで自社を連想できるようなものを選ぶのがおすすめです。

プロフィールは企業情報だけでなく、HPのリンクやコンタクトフォームなどを掲載しておくと、ユーザーが自社メディアにアクセスしやすくなります。

投稿内容の企画・提案

自社の商材・サービスや企業イメージに合った投稿を企画・提案します。商材・サービスに関しては使いやすさや便利さなどの機能性を端的に伝え、ユーザーが見やすいコンテンツ作りを意識しましょう。

コンテンツ作成・投稿

どのようなコンテンツを作成し、発信していくのかが決まったら、実際に作成・投稿を行います。企業イメージに大きな影響が出るので、不適切な内容ではないか、誤字・脱字はないかなど念入りに確認することが重要です。

コメント確認・返信

コンテンツを投稿したら、投稿に対してユーザーがいいねやコメントなどのリアクションをしてくれます。ユーザーからのコメントを確認し、意見や感想に対して丁寧な対応を行うとユーザーの企業イメージを良くすることにつながります。どのような意見が寄せられたのかを分析すると商材・サービスの向上に活かせるので、コメントの分析を行うことも大切です。

レポーティング・改善

SNSの運用を開始してから、1か月、6か月などの一定の期間で、運用結果を分析し、レポーティングを行いましょう。フォロワー数やいいね数、閲覧数はどれだけ伸びたのか、一番好評だった投稿はどれかなどを分析することで、今後のSNS運用やサービスの改善が可能です。分析結果をもとに、改善点を適切に反映させましょう。

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SNSマーケティングとは?具体的な手法、実行の流れを徹底解説!

各SNSの特徴

先述したとおり、SNSはそれぞれ特徴があります。各種SNSの特徴を把握し、ぜひ自社に合った選定に活用してください。

Twitter

Twitterは基本的にテキストを投稿するSNSです。140文字以下の短文での投稿なので、投稿のしやすいSNSだといえます。

また、リツイート機能により情報の拡散がしやすい点が特徴です。ネットワーク上でのつながりを広く持てるので、エンゲージメント率は低い一方、拡散力がかなり高いサービスです。メインのユーザー層は20代となります。

Instagram

InstagramはTwitterと違い、写真の投稿がメインのSNSです。写真や動画に対してコメントを添えての投稿なので、ユーザーに対して視覚的なアプローチができます。

個人ユーザーは自身の顔写真を投稿することもあるため、ネットワーク上というよりはリアルで交友関係のあるユーザーどうしで繋がっている傾向にあります。エンゲージメント率は高いですが、Twitterと比較して拡散力は低めです。メインのユーザー層は10代~30代の比較的幅広い層に利用されています。

LINE

LINEはその他のSNSと比べて利用者が格段に多いサービスです。ユーザー層も10代~60代と最も広く、さまざまな年齢層のユーザーにアプローチできます。

しかし、不特定多数に対してではなく、1対1のコミュニケーションツールとして活用されているLINEは、投稿の拡散力はほとんどありません。個別にプロモーションしたり、問い合わせなどユーザーとの対話を重視したりしたい企業におすすめです。

YouTube

YouTubeは動画配信に特化したSNSです。テレビの代わりにYouTubeを視聴したり、気になる商品の使用動画を購入前に確認したりと、ユーザーの利用目的はさまざまで、幅広い世代の方が利用しています。企業のアカウントであれば、商品紹介や実際に働いている様子をアップロードすることで、ユーザーが企業に親しみやすさを持ってくれるでしょう。

使い方の難しい商材・サービスに関しての説明動画を投稿することで企業に来る問い合わせの件数を減らせるなど、業務効率化の面でYouTubeを活用することもできます。
エンゲージメント率と拡散力はTwitterとLINEの中間ほどです。

Facebook

Facebookは写真の投稿やテキストの投稿ができるSNSですが、その一番の特徴はユーザー名が実名であるということです。したがって、リアルでもつながりのある人どうしが繋がることが多く、コミュニティは比較的小さいといえるでしょう。エンゲージメント率はかなり高いですが、拡散力はあまりありません。

TikTok

TikTokはYouTubeと同じく動画配信サービスのSNSですが、YouTubeと違い、3分までという短い動画の配信に特化しています。尺が短いため、YouTubeより気軽に視聴でき、拡散力も強いです。ユーザー層は10代〜20代と若い層が中心なので、若者向けサービスを展開している企業におすすめです。

SNS運用代行会社に依頼するという手段も!

企業のSNS運用は簡単に始められる一方で、どのようなSNSが自社に合っているのかの選定から、運用開始後の投稿企画の提案まで、ある程度ノウハウを持っている人材でも運用に時間を割く必要があります。

また、運用を開始しても思うように投稿の閲覧数が伸びない、コンテンツの作成方法がわからないといった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

このような悩みを抱えている企業様にはSNS運用を代行会社に依頼することをおすすめします。代行会社に依頼することで、自社にSNS運用のノウハウがなくても、簡単にアカウント開設からレポーティングまでを行うことができます。また、SNS運用に時間を割かなくてもよいため、その他のコア業務に集中することもでき、生産性の向上が期待できます。

■SNS運行代用サービスを探している方はこちら
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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は企業のSNS運用についてお話ししました。SNSは運用開始のハードルが低く、多くの企業が利用しています。低コストで企業認知の拡大が見込めるSNSですが、それぞれに特色があるので効果的な投稿をするためにはどのSNSが自社に合っているのか慎重に選ぶことが重要です。

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株式会社ウィズワーク / 代表取締役社長
杉村 昌宏
監修者写真
1971年生まれ。 京都大学理学部を卒業後、大手総合商社に入社。衛星放送ビジネスなどの事業開発を手がける。2000年にリクルートへ入社。ネット事業などの企画、システム開発を担当。 2007年にクロス・マーケティングへ入社。2012年同社取締役就任(現任)。2014年クロス・マーケティンググループ取締役就任(現任)。 2019年にクロス・マーケティンググループの新規事業としてウィズワークを設立し代表取締役社長に就任。 クライアント企業におけるマーケティング領域での活動に、競合他社にはない「 コミュニケーション力と、確動性を備えた、高度ディレクター人材」「 マーケティングフレームと定量分析に基づいた、的確な運用提案力」を強みとしたデジタルアウトソーシング事業を展開している。