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Twitter(X)企業アカウントの運用方法!成功事例やポイントを解説

Twitter企業アカウントの運用方法とは!成功事例やポイントを解説

最近では広報のためにTwitter企業アカウントを作成して運用している企業が増えています。上手く活用して自社の利益につなげるためには、Twitterの特性やメリット・デメリットをよく理解しておくことが必要です。こちらの記事では、Twitterの企業アカウントを上手く運用するための情報を紹介します。

Twitterの特性

Twitter企業アカウントの運用について解説する前にまず、Twitterの特性について紹介します。

拡散力が高い

Twitterの一番の特徴は、拡散力の高さです。リツイート機能やハッシュタグなどで、速いスピードで投稿が拡散されていきます。ハッシュタグに関しては、Instagramなどの他のSNSにも存在しますが、拡散力はフォロワー数によって異なるため、Twitterが最も拡散力が高いSNSと言えるでしょう。

ユーザーが多い

各SNSのユーザー数を比較すると

LINE:7900万人
Twitter:4500万人
Instagram:2900万人
Facebook:2800万人

となっており、TwitterはLINEに次いで2番目に多くの人が利用しています。LINEには拡散力がほとんど無いため、多くの人に見てもらいたいとなれば、Twitterが最適のSNSです。

Twitterの企業アカウントを運用するメリット

Twitterの企業アカウントを利用することのメリットをご紹介します。

自社について多くの人に知ってもらえる

先ほど述べた通り、Twitterはユーザー数が多く、拡散力も非常に高いSNSです。自社のアカウントをフォローしていないユーザーに対してもリツイート機能によって情報を届けることが可能となっており、この拡散力によって即時性の高い情報発信ができます。

ユーザーとのコミュニケーションが可能

従来、企業側が一方的に情報を発信することが一般的だったものの、Twitterのリプライ機能やダイレクトメッセージによってユーザーと個別にコミュニケーションをとることが出来るため、実際の顧客の声を知ることができます。また、顧客だけでなく他社のアカウントとの情報交換にも非常に有効です。

自社の商品・サービスの販売促進が可能

動画や画像によって商品やサービスをPRすることが可能です。リツイートするだけで応募出来るキャンペーンや、広告動画の配信などで効率的に自社の商品・サービスの魅力を発信できます

企業へのイメージの向上

最近では、商品・サービスのPRだけでなく、実際の社員の様子などを投稿している企業もあります。社員の様子も発信することでユーザーが親しみを持て、企業への好感度が上がることがメリットです。

Twitterの企業アカウントを運用するデメリット

Twitterの企業アカウントの運用にはデメリットもあります。

炎上のリスク

不適切な投稿をしてしまえば、圧倒的な拡散力によってすぐに拡散されてしまい、炎上してしまいます。自分たちからしたら全く悪気のない言葉も捉え方によっては不快に感じる人もいるということをよく理解して慎重にTwitterを運用する必要があります。一度炎上すると、イメージを回復するにはかなり時間がかかり、その他の業務にも支障をきたすことになります。

運用の負担が大きい

投稿は気軽に行えるTwitterですが、それ以外にも、ユーザーからのリプライやダイレクトメッセージに返信をしたり、施策の検討などやるべきことはかなり多くなります。通常業務と並行してTwitterを運用するとなると、かなり負担は大きくなります。適切な体制を整えておくことが重要です。

Twitterの企業アカウントを運用する方法

Twitterの企業アカウントを運用する時に具体的に何をすれば良いのでしょうか。

運用の目的を確認する

Twitterを運用する目的は見込み客の獲得と信頼獲得によるリピーター獲得です。自社の商品やサービスに興味のある人を集客してファンになってもらうことが重要です。この目的を認識できてないと中々成果は上がりません。

運用方針を決める

Twitterの企業アカウントはそれぞれの企業によって特徴は異なります。自社の特徴に合わせてどのような方向性で運用していくかを決めていくことが必要です。この方針が曖昧だと、フォロワーの獲得や効果的な拡散は中々見込めません。

適切なKPIを定める

KPIは重要業績評価指標のことです。フォロワー数や、いいね数、リツイート数だけをKPIに定めがちですがそれだけではなく、施策によって適切なものを定める必要があります。例えば、以下のようなものです。
売り上げをアップさせたい:ECサイトのリンククリック数
ブランディングに繋げたい:プロフィールへのアクセス数
フォロワーを増やしたい:インプレッション(閲覧数)

運用担当者とマニュアルを整備する

運用して成果を上げるためには定期的な更新が不可欠です。その他の業務と並行して行うとなるとかなり負担が大きくなってしまうため、出来れば専任担当者を置くべきでしょう。専任担当者を置くことが難しい場合、投稿の方向性を合わせるためにマニュアルを作成することが望ましいです。特に、投稿の口調(です、ます、顔文字、絵文字)などにずれが生じると、運用の品質にも響くためにはっきりと定めておく必要があります。

Twitterの企業アカウント5つの成功事例!

ここからは実際にTwitterの企業アカウントを運用し、多くのフォロワーを獲得した企業5つを紹介します。
発信内容や頻度、フォロワーとのやりとりなど、Twitterの運用に悩んでいる方はぜひ参考にしてみましょう。

ローソン

ローソンTwitterアカウント

ローソン(@akiko_lawson)は2023年現在780万人のフォロワーを獲得しており、そのフォロワー数は日本の企業、メーカーのなかで一番です。投稿頻度はほぼ毎日で、新商品やセールの情報はもちろん、リツイートで無料券が当たるお得なイベントなども多く行っています。

SHARP シャープ株式会社

SHARPTwitterアカウント

シャープ(@SHARP_JP)は2023年現在83万1600人のフォロワーを獲得しています。リツイートやリプライも含めて一日15〜20件ツイートしています。商品の宣伝はもちろん、フォロワーとのやりとりが親しみやすく人気を集めています。

株式会社タニタ

株式会社タニタTwitterアカウント

株式会社タニタ(@TANITAofficial)は2023年現在32万8000人のフォロワーを獲得しています。毎日の商品の宣伝に加えて、中の人がフランクにツイートする様子が面白く、人気を集めています。

セガ公式アカウント

セガ公式アカウントTwitterアカウント

セガ公式アカウント(@SEGA_OFFICIAL)は2023年現在53万6400人のフォロワーを獲得しています。こまめに商品を紹介するのに加えて、社内の様子を発信することも多く、思わずほっこりとするようなツイートも多いです。

スターバックス コーヒー

スターバックス コーヒーTwitterアカウント

スターバックスコーヒー(@Starbucks_J)は2023年現在710万人のフォロワーを獲得しています。新商品の情報をハッシュタグを活用しながら発信し、おすすめのカスタマイズなど、商品のあらゆる楽しみ方を紹介しています。

Twitterの企業アカウント運用を成功させるポイント

Twitterの企業アカウントの運用を成功させるためのポイントを3つ紹介します。

成功している企業アカウントの分析

企業アカウント運用の目的を達成するために、実際に成功している他社のアカウントを分析して自社にも取り入れる

ことが重要になります。特に分析するべきポイントとしては以下の3つになります。
・プロフィール
・フォロワーの特徴(性別、年齢など)
・アカウントの世界観(ユーザーとの距離感など)

自社のアカウントの現状の分析

フォロワー数などの表面的な数字だけではなく、他社の分析と同じようにどの年齢層で、どちらの性別のフォロワーが多いのかといったところまで見る必要があります。また、フォロワー数が多くても、キャンペーンや懸賞だけが目的のフォロワーが多くても、企業の最終的な売り上げは伸びにくいです。

ユーザーが求めている情報を発信する

人気が出ているアカウントは、ユーザーが求めている情報を常に発信しています。多くの人が求めている情報としては例えば以下のようなものがあります。
・旬な情報(最新のトレンド、セールス情報)
・エンタメ性のある情報(おもしろ動画、動物や赤ちゃんの癒される画像)
・勉強になる情報(料理のレシピ、掃除や収納などの豆知識)

まとめ

こちらの記事では、Twitterの企業アカウントの運用のメリット・デメリット、成功させるためのポイントを紹介しました。Twitterは拡散力が高く、情報を発信することに優れていますが、炎上などのリスクも存在します。運用を成功させるためにはメリット・デメリットを理解し成功している他社と自社をよく分析して適切な施策を行うことが必要です。成果が出るには時間はかかりますが、うまく活用できれば自社の利益に大きく役立ちます。

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株式会社ウィズワーク / 代表取締役社長
杉村 昌宏
監修者写真
1971年生まれ。 京都大学理学部を卒業後、大手総合商社に入社。衛星放送ビジネスなどの事業開発を手がける。2000年にリクルートへ入社。ネット事業などの企画、システム開発を担当。 2007年にクロス・マーケティングへ入社。2012年同社取締役就任(現任)。2014年クロス・マーケティンググループ取締役就任(現任)。 2019年にクロス・マーケティンググループの新規事業としてウィズワークを設立し代表取締役社長に就任。 クライアント企業におけるマーケティング領域での活動に、競合他社にはない「 コミュニケーション力と、確動性を備えた、高度ディレクター人材」「 マーケティングフレームと定量分析に基づいた、的確な運用提案力」を強みとしたデジタルアウトソーシング事業を展開している。