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SNSの運用代行、フリーランスへの依頼は成功する?相場やポイント解説

SNSの運用代行、フリーランスへの依頼は成功する?相場やポイント解説

日本でのSNS普及率は8割を超え、多くの業界でSNS運用のスキルは重視されています。
「SNSの運用を代行してほしいけれど、フリーランス(個人)に依頼しても大丈夫なのか」という不安をお持ちの方も多いでしょう。

今回は、SNSの運用代行をフリーランスに依頼するときと企業に依頼するときの違いや相場、メリット、デメリットなどを解説します。

フリーランス(個人)と企業のSNSの運用代行の違い

個人に依頼する場合の特徴費用が低く、単純な作業代行がメインになりやすいことです。

そのため予算が低い企業には個人への依頼がおすすめですが、将来的にはSNSの運用を外注せず自社だけで行っていきたい場合も、ノウハウを培いやすいため個人への依頼がおすすめになります。
一方で予算が多くあり、本格的なSNS運用を長期的に依頼したい場合は企業への依頼が適しているでしょう。

フリーランス 企業
費用(/月) 10万円前後 20万円~
業務 作業代行がメイン 複雑な業務も依頼可能
クオリティ ばらつきがある ある程度一定
ノウハウ 培いやすい 培いにくい

■SNS運用について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
企業のSNS運用とは?目的や業務内容、各SNSの特徴を徹底解説!

フリーランス(個人)にSNSの運用代行を依頼するメリット

個人にSNSの運用代行を依頼するメリットとしては次のことが挙げられます。

・費用が比較的安い
・気軽に依頼しやすい
・主導権を握りやすい

費用が比較的安い

企業にSNS運用を依頼するときよりも良心的な値段で始めることができます。基本的な作業のみの依頼では月に数万円から依頼することもできるため予算が少ない人にとってはとても大きなメリットです。

気軽に依頼しやすい

企業という組織に依頼する場合とは違い個人を相手にするため、最悪の場合契約を解除し、他のフリーランスと契約するということも簡単です。また、費用の低さも気軽に依頼しやすい理由の一つです。

主導権を握りやすい

企業にSNSの運用代行を依頼した場合、全ての業務を丸投げしてしまうことも多くなりがちです。しかし、個人に依頼した場合は基本的に一部の業務のみの代行です。
自社のSNS運用における方針と現状を把握している状態になるため、ノウハウを培うこともできます。

フリーランス(個人)にSNSの運用代行を依頼するデメリット

一方個人にSNSの運用代行を依頼する際のデメリットもいくつか挙げられます。

・クオリティの個人差がある
・依頼できる業務が限られる
・連絡が取れなくなる可能性がある

クオリティの個人差がある

SNSの運用代行を請け負っているフリーランスは年々増加しています。その中から自社にあったスキルを持っているかを見極めるのはとても難しいでしょう。
なかには、低価格で非常に高い効果を出すことができるフリーランスもいるのですが、そのような個人を見つけ出すのは容易ではありません。

依頼できる業務が限られる

SNSの運用代行を請け負っている個人の業務の多くは、単純な作業代行です。
本格的なマーケティング、企画の立案まで請け負っている個人は多くはありません。
また、個人でSNSの運用を請け負っているということは、それだけ労働力が少ないということです。いくらその個人が高い技術力を有していたとしても、一人でこなせるタスクには限界があります

連絡が取れなくなる可能性がある

個人でSNSの運用代行を請け負っている場合は、突然連絡がとれなくなってしまう可能性があります。その原因は、不誠実なものから不慮の事故や病気などまでさまざまです。理由はどうであれ、少なくとも連絡できない原因は一人で業務をこなしていることにあります。

フリーランス(個人)にSNSの運用代行を依頼したときの相場

依頼する業務内容により、費用は変わります。基本的には業務の複雑さと費用は比例しています。

依頼できる業務内容

基本的な作業代行のようなものは、投稿する記事の作成や投稿です。
さらに複雑な業務では、プロフィールの作成、コメントへの返信などフォロワーとのコミュニケーションなどがあります。

より高度な技術力が必要とされる業務にはコンサルティングに近いものなどもあります。
なかには、インプレッションを投稿後に細かく分析、インフルエンサーとのタイアップ企画、キャンペーン企画の立案など高い専門性をもったフリーランスもいます。

価格の相場

・数万円〜/月:投稿のみなど作業代行
・10万円前後〜/月:作業代行、フォロワー管理、画像作成、分析レポートなど
・20万円以上/月:本格的なSNSマーケティングなどコンサルティングに近い業務

フリーランス(個人)にSNSの運用代行を依頼するときのポイント

個人にSNSの運用代行を依頼する場合に重要になるポイントを三つ紹介します。

・信頼できるかどうかを確認する
・自社の分析をする
・コミュニケーションを密にとる

信頼できるかどうかを確認する

最近では自称SNSコンサルがさまざまなSNS上で散見されています。
多くのフォロワーを抱えており一見優秀そうに見えますが、フォロワーやアカウントの購入は簡単にできてしまうため、コンサルとしての優秀さの裏付けにはなりません。

SNSで運用の代行を依頼する個人を探すのではなく、クラウドソーシングや副業エージェント、マッチングサービスを利用しましょう。

自社の分析をする

自社がSNSの運用にどれだけコストを割くのか、コストに見合うパフォーマンスは得られそうか、そもそもSNSの運用をする必要はあるのか等しっかりと分析をしましょう。
また、分析によりどのようなスキルが必要になるのかも把握することができます。自社に適切な人材を確保しましょう。

コミュニケーションを密にとる

SNSの運用についていくら高度な知識や技術があったとしても主軸は自社にあることを意識し、運用の方針、現状や問題点などについて細かく確認しましょう。
連絡がとれなくなってしまう場合に備えてパスワード、IDの管理や投稿内容などについての情報を共有しておくことも大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。SNSの運用代行をフリーランス(個人)に依頼するメリットやデメリットなどを紹介しました。低予算で基本的な作業代行の依頼の場合は個人への依頼で成功しますが、企業が行うSNS運用代行よりもリスクが大きくなっています。この記事を参考に自社のエンゲージメントを向上させられるように効率よくSNSを活用しましょう。

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株式会社ウィズワーク / 代表取締役社長
杉村 昌宏
監修者写真
1971年生まれ。 京都大学理学部を卒業後、大手総合商社に入社。衛星放送ビジネスなどの事業開発を手がける。2000年にリクルートへ入社。ネット事業などの企画、システム開発を担当。 2007年にクロス・マーケティングへ入社。2012年同社取締役就任(現任)。2014年クロス・マーケティンググループ取締役就任(現任)。 2019年にクロス・マーケティンググループの新規事業としてウィズワークを設立し代表取締役社長に就任。 クライアント企業におけるマーケティング領域での活動に、競合他社にはない「 コミュニケーション力と、確動性を備えた、高度ディレクター人材」「 マーケティングフレームと定量分析に基づいた、的確な運用提案力」を強みとしたデジタルアウトソーシング事業を展開している。