EC運用

<2024年最新版>ECモール利用実態調査

2020年コロナパンデミックもきっかけとなり急速に拡大したEC市場。(電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました)

ひとえにECといっても「自社EC」と「ECモール」の大きく2つが存在しており、一般消費者の利用方法は大きく違います。

自社ECは企業(メーカー等)が独自に管理するオンライン販売サイトなのに対し、ECモールは複数の企業が一つのプラットフォーム上に共存するオンラインモールです。とりわけ近年ではECモールがEC市場規模全体の半数以上を占めている状態です。

このような状況下で企業は続々とECモール上に「公式店」をオープンし、売り上げ拡大をはかっています。一方それを利用する一般消費者はどのようにECモールを利用しているのでしょうか?

今回、プライム上場の総合マーケティング企業である株式会社クロス・マーケティンググループのグループ会社であるウィズワークでは、ECモールの利用状況についての基礎情報を収集するべく、WEBアンケートを実施いたしましたのでその結果を共有させていただきます。

<性別・年代別の細かいデータはこちらの資料より>
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目次

調査概要

全国の20~19歳の男女を対象に「ECモール利用実態」について調査を実施し、ECモールの利用頻度や何を買っているのか、どう調べて買っているのか、について聴取しました。

調査方法:インターネットリサーチ

調査主体:株式会社クロス・マーケティング

調査対象:全国在住、20~69歳、男女

調査期間:2024年4月15日~17日

回答数:3,032名

調査項目:対象ECモールは「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「auPAYマーケット」「ZOZOTOWN」「Qoo10」「Alibaba」「ebay.com」

  • ECモール×利用頻度
  • ECモール×利用する利用
  • ECモール×購入するもの(商品ジャンル)
  • 商品ジャンル×ECモールでの購入きっかけ

最新動向サマリー

 <ECモールの利用頻度は?>

まず日本最大のECモールともいえるAmazonジャパンについての調査結果です。

利用頻度はこちらのグラフの通り。回答者のうちの6.5%が週1回以上利用しており、26.5%は月1回以上利用しています。これまでにAmaonでショッピングをしたことがある過去利用経験ありも75.6%となりました。


さらに性年代別にみていくと、全性年代で利用率が高いことがわかり、一般消費者の購買活動に欠かせないモールとなっていることが分かりますね。

<ECモールを利用している理由は?>

Amazonの利用率が高いことはわかりましたが。消費者はなぜamazonで買い物をするのでしょうか?次に、Amazonを利用している理由について聴取しました。

Amazonを利用する理由として、男性の年代別に回答は、
ほとんどの年代で「品ぞろえが良い」「商品価格が安い」「使い勝手が良い」「送料無料・送料が安い」「すぐに届く」といった項目が選ばれました。これらはAmazonの特徴といえるポイントで利用者にとってもメリットと一致していますね。

女性の回答ですが、主な利用理由はは男性と同じですが
特に「すぐに届く」が選ばれています。女性のほうが即時配達へのニーズが高そうです。

<ECモールで購入するものは?>

各ECモールで購入しているものは何でしょうか。

Amaonを利用している男性の結果です。どの年代でも「日用品」が買われていました。やはり、シャンプーや洗剤、ティッシュなどの身の回りの日用品を思い立ったら注文し、即配達してくれるというスムーズな購買体験は一度経験するとそれが当たり前になりますね。そして40代以降は顕著に「家電」を購入している割合が高くなります。男性にとってのAmaonは「日用品」「家電」といったところでしょうか。

女性にとってのAmazonは、こちらも「日用品」が一番買われているジャンルとなります。次いで「美容・コスメ」が買われています。そして「家電」は男性ほど高くはありません。30代の女性は「おもちゃ」も20%あり、お子様用のおもちゃを買うのもAmazonでといったところでしょうか。

詳細レポートにて、全モールのデータと分析結果のグラフを無料にて配布しております。以下のダウンロードフォームより是非ダウンロードしてお手元でゆっくりとご覧ください!

<性別・年代別の細かいデータはこちらの資料より>
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事業を後押しするECモール販売戦略とは

一般消費者のEC利用状況は、「Amazon」「楽天」といったECモールの利用率が圧倒的に高くなっています。

このような消費者の動向にあわせて事業者側もEC運営に注力されていますが、ECモール運営は想像以上に時間がかかり、専門ノウハウがないと成果を出すのが難しいという現実があり以下の状況にある方も多いのではないでしょうか。

✔モール検索の検索上位に表示されられない
✔集客、広告が上手く行っていない
✔リピーターの獲得につなげられていない
✔競合が多く差別化が難しい

抜群の集客力を誇るECモールへの出店・出品は、売上拡大施策としては必要不可欠なものですので、課題に対して的確な打ち手を実施し、競合と差別化され、新規顧客を獲得・リピーター(ファン)を作る運営が理想ですね!
弊社ウィズワークでは【無料相談会】も実施しておりますのでお気軽にご相談ください!

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株式会社ウィズワーク / 代表取締役社長
杉村 昌宏
監修者写真
1971年生まれ。 京都大学理学部を卒業後、大手総合商社に入社。衛星放送ビジネスなどの事業開発を手がける。2000年にリクルートへ入社。ネット事業などの企画、システム開発を担当。 2007年にクロス・マーケティングへ入社。2012年同社取締役就任(現任)。2014年クロス・マーケティンググループ取締役就任(現任)。 2019年にクロス・マーケティンググループの新規事業としてウィズワークを設立し代表取締役社長に就任。 クライアント企業におけるマーケティング領域での活動に、競合他社にはない「 コミュニケーション力と、確動性を備えた、高度ディレクター人材」「 マーケティングフレームと定量分析に基づいた、的確な運用提案力」を強みとしたデジタルアウトソーシング事業を展開している。